腹圧のコントロール
- わたひき接骨院院長
- 2018年1月6日
- 読了時間: 2分
腹腔と胸腔を隔てているのは横隔膜です。咳やくしゃみをしたときなど、横隔膜が急激に収縮が起こり、腹圧が上がります。大笑いしたときなども同様に、腹直筋などが収縮をしたりして腹圧が上がります。このように腹圧が上がったときにはどこかにその圧を逃がす必要があります。そうでなくては、急激に上がった腹圧は、特に内臓の下端にある膀胱や直腸、女性であれば子宮や卵巣、男性であれば前立腺などの臓器にダイレクトに圧がかかってしまいます。そうなると臓器にかかる負担は大きくなってしまいます。ここで緩衝作用があるのが骨盤底筋群です。骨盤底筋群がくしゃみや咳などの急激な腹圧の変化に対応しています。 腹圧が上がったときに骨盤底筋群の緩衝作用がなければ臓器にダイレクトに圧が加わってしまうのです。要するに骨盤底筋群は遠心性に収縮をすることになります。骨盤底筋群の筋力や筋出力が低下している場合には骨盤内臓器の位置も下がり、その上に腹圧が加わると緩衝作用として働こうにも働けず、腹圧性の尿失禁になってしまったり、ひどい場合には子宮脱など、臓器脱につながってしまいます。骨盤底筋群は骨盤内臓器を支えながら、保護の役割も担っており、無意識の中のコントロールで働かなければなりません。そこで必要なのが体軸理論を応用した体の使い方になります。無意識下で適切な筋出力の発揮が可能になるのです。
最新記事
すべて表示正しい腱板訓練って難しいですよね。個々によっても問題点は違いますし、万人に効果のある腱板訓練はないと思います。 ただ、こんな腱板訓練は間違いだ!というものはあるかと思います。 【こんな腱板訓練はダメ】 トレーニングしている最中に、三角筋が痛くなるのはダメです。いわゆるインナ...
高校野球などでは、障害予防の他に、熱中症の予防についてよく聞かれます。勿論、このご時世ですので、練習中も試合中もNaを含んだスポーツドリンクで水分補給は、こまめにしているそうです。なのに、勝ち進んでいくと熱中症の選手が出てくると・・・。「大会中のアップから水分はしっかり取ら...
張りは取らない方が調子がよい。柔らかくするとダメ。という選手は多いです。カラダを支えるには、骨・靭帯関節包・筋が必要で、張りやコリになっているのは、筋です。筋は、可塑性に富んだ組織で、状況に合わせて変化します。いろんな筋がありますが、その時その時の姿勢(カラダ)を支えていま...