腰仙椎移行部と脊柱すべり症
腰仙椎移行部は構造的な弱点があります。第一仙椎の関節面が傾斜をなし、その上に第5腰椎の椎体が過前方にすべる傾向があるということが証明されているのです。特に女性は、妊娠出産を機に体の身体的変化が起こります。腰椎の平坦化(前弯の減少)、自然分娩における出産時には仙骨のニューテー...
脊椎の分節的安定性に欠かせな体軸
脊椎は棘間筋や板状筋など多数の小さな筋肉により、脊椎を分節的に動かすことを可能としています。体幹の可動域が低下してしまうスポーツ選手や腰部疾患の方は、どうしてもこれらの小さな筋肉の活動が低下してパフォーマンスが低下してしまいます。特に腰部疾患の場合、多裂筋の筋力が低下してし...
麻疹(はしか)の流行
麻疹は疱瘡と同じくらい大昔からあった伝染病です。しかし、この2つは流行の仕方が違っていた。江戸時代、疱瘡はいわゆる常在伝染病で、いつも誰かが罹っていた。その為、殆どの子供が幼児期までに疱瘡に掛かった。一方麻疹は滅多に発生しないが数十年をおいて流行し、ひとたび流行すると多数の...
肩こりの対策と治療
肩こりは肩や首が強張る、痛むなどの症状を示すもので病気の名前ではありません。肩こりには大きく分けて2つあります。病気に関係しているものも有り、症状の一つとして起こる物が有ります。病気に関係のない肩こりは肩周辺の筋肉の疲労による筋肉のこりが原因で、多くは日常生活に関係します。...
デコボコ肌はセルライト
脂肪細胞は毛細血管に隣接し、血液中の中性脂肪や糖を取り組んでエネルギーとして蓄えます。ところがセルライトは元々脂肪細胞だったものが血液循環が悪くなって血管から遊離した為に血液循環も新陳代謝も殆どない状態になります。普通の脂肪は男女共に皮下と内臓周囲に存在し、肥満度と比例して...
食欲を調節するホルモン
体に余分な脂肪が増えると自動的に食欲が抑えられ、丁度良い体重を維持するように働きます。食欲を調整するホルモンの一つがレプチンです。脂肪細胞から分泌されるレプチンは視床下部の受容体に受け取られると食欲を強力に抑え、エネルギーの消費を亢進させて殖機能を正常に保つ働きが有ります。...
ひざを長持ちさせるための生活のポイント
膝の痛みの多くは普段の生活の中で起こります。生活を改善すれば膝の痛みを軽くする事が出来るのです。体重が1㎏増えると歩く時の膝への負担は約2~3㎏、走る時には約8㎏も余計に掛かります。体重が増えると膝への負担が大きくなり膝が痛くなる為、歩くのを避けます。運動不足になり体重が増...
風邪の予防
風邪の原因の多くはウイルスで200種類あります。風邪を引き起こすウイルスで一番重症なのはインフルエンザで予防する為にはワクチンが有効です。ワクチンを接種した人は、しないと人に比べると症状が軽く高齢者では肺炎で死亡する率が約3分の1に減ります。抗体が出来るまでに1ヶ月必要なの...
ネバネバ血液は運動で予防
ネバネバ血液とは血液中に中性脂肪やコレステロールが多すぎる為に赤血球同士がくっつき易くなっている状態です。この状態が続けば肥満、高脂結晶、糖尿病、高血圧の死の四重奏に一直線です。血液を運ぶ血管もボロボロになり、動脈硬化症を引き起こし、心筋梗塞、脳梗塞などの病気にも繋がります...
血液ドロドロとは?
健康はドロドロの血液をサラサラにして毛細血管を流れ易くする事が大事です。血液のドロドロは動脈硬化をはじめ生活習慣病の元凶になります。一口にドロドロと言っても内容は様々です。不健康なドロドロ血液は血液の成分である赤血球、白血球、リンパ球、血小板などが異常になった状態と言えます...