片足ずつ持ち上げて、10秒キープできますか?
大腿四頭筋(太ももの表側)、他の筋機能評価です。持ち上げている足と反対側の筋機能をみます。ケガから復帰する選手など、左右差が残っているとケガを再発してしまうこともあるので注意が必要です。このままトレーニングにもなります。
筋出力
伸張時間が6秒間では関節可動域は拡大しないものの筋出力は向上し,30秒間では関節可動域は拡大したものの筋出力は低下した。運動前のストレッチには色々な報告がありますが、概ね20秒以内であれば悪影響はないとの見解が多いようです...
練習後や練習外のストレッチは長く!
体を柔らかくするためには? ストレッチにより筋の形態学的変化を得るには120秒間必要。体操をやっている選手も、長時間持続的にストレッチをやっていたと証言しています。 筋の大きさにもよりますが、概ね120秒以上という論文が多いです。ストレッチしても柔らかくならないという人は、...
立ち腹筋
背中が反って、一見姿勢が良いのですが、腹筋に全然力が入っていないという選手をよく見かけます。そのような選手に有効なのが、「立ち腹筋」立ったまま骨盤を後傾させます(写真一枚目)股関節を前に出すようにというとイメージしやすいかもしれません。また、アゴが上がっていると腹筋に力が入...
チャレンジ!!!
肩関節は肩甲骨の動きが重要なように、股関節は骨盤の動きが大切というイメージがあります。しっかり骨盤が前傾、後傾できているか?まずは、端座位やよつばいで見るのも分かりやすくて良いかと思います。
左右差なく手や足は上がりますか?
腰を反らないように、腹部を凹まして右手をまっすぐ伸ばして、左手をまっすぐ伸ばして、右足、左足と行います。 左右差なくできますか?腹横筋・腹斜筋の機能評価・左右差の確認としても有効です。腹筋を効かせながら、上肢の挙上や下肢の伸展をするというのが一つのポイントです。
前足部のみを台に乗せてしゃがみ込めるか?
写真のように前足部だけを台に乗せた状態でしゃがみ込めない人が健常群に比べて下肢障害群に有意に多かったのです。他のしゃがみ込みでは有意差はなし。踵をつけた状態でしゃがみ込めても(写真2枚目)、写真1枚目のように前足部のみを台に乗せるとしゃがめない。「見かけ上のしゃがみ込みが出...
立ち上がりテスト
このテストでは、片脚または両脚で、決まった高さから立ち上がれるかどうかで、脚力を測ります。台は40cm、30cm、20cm、10cmの4種類の高さがあり、両脚→片脚の順で40cmの台から順番に行っていきます。 (1)10・20・30・40cmの台を用意します。まず40cmの...
股関節周囲筋を機能させるポイント
股関節の機能はADL上非常に重要であり、床上動作から起立、歩行動作まで股関節がどのくらい機能するかで大きく変わってきます。また、股関節の周囲にある筋はどれも重要な筋が多く、各々がバランスを取り合うことで最適な股関節の状態を維持しています。...