体軸の通った体幹とは
体幹は固定することが体幹の安定性を向上することである。そのためには腹圧を高め、インナーマッスルとアウターマッスルを協調的に働かせることが体幹の安定性を向上させる。 これが一般的に体幹を安定させるためのトレーニングと捉えられているが、体軸を形成するにはゆるむ必要がある。体軸の通った体幹とは、筋肉や骨関節に負担のかからない姿勢になっている。具体的には、脊椎が分節的(椎骨一つ一つが自由)に可動することが必要であり、肋間の可動域や肋椎関節の自由度も高くなる。そして脊柱起立筋や腹直筋などのアウターマッスルは不必要な緊張は抜け、必要最小限の筋力で体幹を支えられることが必要となります。それを可能としているものが意識であり、体軸を意識出来るようになることでインナーマッスルが機能的に働くようになり上記のことが可能となります。体軸を形成することが体幹の努力生の安定を控え、傷害予防につながり、体内環境も整えることとなります。