外反母趾の治療法
1.ストレッチトレーニング
ストレッチで硬くなってしまった関節を柔らくして筋肉が働きやすい状態を作ります。筋トレ効果も高まり外反母趾を軽減する事ができます。ストレッチにはホーマン体操というものがあります。左右の足の親指にゴムバンドを引っかけ、両足を扇形に広げるストレッチです。外反母趾の変形で硬くなったしまった親指の関節、周囲の筋肉、靭帯をやわらげ矯正を行いやすい状態にする効果があります。
2.テーピング
テーピングには形を整える事で力点を解除して支点と作用点をグッと押して足裏全体のバランスを整える効果があります。足指で歩けるようになるので足の機能が回復傾向に向かいます。
3.足にあった靴を選ぶ
セルフケアを頑張っても足と靴が合っていなければなりません。自分の足に合った靴を選ぶ必要があります。
・クッション性の高い靴底や人口筋肉素材を使用しているもの
・通気性が良くて歩きやすく歩行能力や運動能力を高めてくれるもの
・靴を履いて10分程度なじませる
4.足指を使う意識を持つ
外反母趾の人は足指に力が入っていない状態で歩く傾向があるので、しっかり足指を使って歩き足指の筋肉を鍛え、指のつけ根への負担を軽くする事が大切です。
5.自分に合った歩き方をみつける
正しい歩き方といっても諸説ございます。走り方で言いますと「フォアフット着地」と「踵着地」に分かれます。どちらがより足への負担が小さいのかという議論は今も続いております。歩行に関しても同じ事が言えます。専門家の人々の間で意見が割れています。
・足は膝から出す
・歩幅は自分の足1つが目安
・後ろ側の足は、地面を蹴らないように膝を前に出すようにする
他にも沢山あります。
6.運動不足を解消する
当たり前の事かもしれませんが、普段から運動不足を感じている方は意識して少し多めに歩くようにしてみること。少しずつで良いので運動量を増やしていく事はとても大切です。足裏や周りの筋肉が鍛えられ足の骨格をしっかり支えられるようになります。運動をして丈夫な体を目指しましょう。