外反母趾
外反母趾が体調不良の原因になると言われたりします。膝痛や腰痛、肩こり、偏頭痛、自律神経失調症などの症状で悩んでいる方は、もしかすると外反母趾が原因かもしれません。現代は外反母趾の人が激増しています。ある先生によると「女性の3人に1人は外反母趾です」と言われます。大人のみならず子供にも多いようです。外反母趾は体の歪みを引き起こしてしまう可能性があります。足が痛いだけではありません。人間の体の土台である足元に外反母趾という歪みがあると、不安定を体の上部で調整する事になります。結果、呼格や関節の歪みが生じてO脚、膝痛、下半身太り、骨盤のズレ、腰痛、肩こり、めまいなどの症状を引き起こす可能性があります。体の美と健康を守るために大切な事は、土台である足元の歪みをとる事です。外反母趾という土台の歪みを改善すれば、足の痛みだけでなく、様々な症状が改善する可能性もあります。
外反母趾で大事な着目点は?
1.歩き方
2.靴
3.運動不足という点に着目してください。
歩き方は、最近ヒールやパンプスなど、足を圧迫させる靴を履く事にも原因があります。また小中学生の子供にも外反母趾が激増しています。これは足の筋肉の未発達によるものです。靴で足を覆い足指を使って歩くのではなく指の付け根で歩いてしまうので足底筋群が発達せずに親指が曲がってしまいます。
靴では緩い靴やヒール、パンプスなど、「脱げやすい靴」は外反母趾の原因になります。
運動不足では外反母趾を引き起こさない為に、ある程度の筋力は必要になってきます。健康指針の1つに1日で成人男性9,200歩、女性8,300歩を1日の歩数目安にしています。しかし男女共に数字が足りていない方も多いようです。これでは足の骨格を保つ為の筋肉も落ちてしまい 外反母趾も悪化しやすくなってしまいます。ご自身の足を観察するのも良いでしょう。