速歩のすすめ
ウォーキングが健康に良い事は言うまでもありません。ウォーキングをより効果的にする為には速歩がお勧めです。ハーバード大学の研究では、糖尿病でも歩く速度が早い人は遅い人より死亡率が低いと言う報告があります。また東京都老人総合研究所の6年に渡る疫学調査でも歩く速度が寿命、あるいは高齢者のQOLと大きな関係がある事が分かっています。歩く速度が早い人ほど長生きし、怪我が少なく、寝たきりになりにくいのです。同研究所は「歩く速さで早く寝たきりになるかどうか大体見当がつく」と言います。歩く速さと歩幅は正の相関があって速歩では通常歩行より歩幅が大きくなります。当然、股や足関節の角度範囲が大きくなり、可動域も大きく保たれる事で足腰の丈夫さに繋がります。ウォーキングは無理のない運動ですが速度によってカロリー消費に違いが出ます。一時間あたり3~5kmという速さは最も楽でカロリー消費が少ない歩き方です。速度が速くなるほど時間あたりの消費カロリーは増え、時速7.5kmで歩きと走りのエネルギー効率は逆転します。例えば時速8kmでは走るより歩くほうがエネルギーは余計に使います。ウォーキングで脂肪燃焼を計るには有酸素運動でエネルギーを沢山消費する速度がより効果があるという事になります。