運動で筋肉ができるわけ
筋肉の細胞の中では絶えず細胞の部品が作られて、いつも新しい部品が補われています。筋肉活動が多ければ多いだけ多くの部品を作る必要があります。部品が作られるようになるシグナルの一つが筋肉を動かすエンジン部分です。筋肉は主にミオシンとアクチンで出来ています。エネルギーを作るのはミオシンの頭の部分と言えます。ミオシンフィラメントの頭の部分ではATP(アデノシン三リン酸)をADP(アデノシンニリン酸)とリンとに分解して、その時に出来るエネルギーを使います。筋肉の中でADPとリンの高度が高くなると言う事は、エネルギーを生産し、筋肉をたくさん動かした事になります。それがシグナルになって筋肉内ではタンパク質を合成して新しい筋肉部品と入れ替えをします。また別のシグナルとして筋肉を使えば筋細胞にミクロな損傷が起こります。それをサテライト細胞が察知して筋肉を作るように働きかけるのです。筋肉は運動神経によって運ばれる栄養物質の影響も受けるので運動神経がたくさん働く事は筋肉にたくさんの栄養物質が届く事になります。筋肉の活動が高まれば高まるほど筋肉の部品は多く作られるようになります。その時、補充用に必要な量以上が作られます。ミオシンフィラメントとアクチンフィラメントの本数が増えて、筋肉が増える事になるのです。