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ウォーキング前に一杯のお茶や無糖のコーヒー

太りやすいという食べ方があります。最悪なのは甘い物と脂肪の取り合わせです。砂糖はインシュリンの分泌を急激に上昇させます。血液の中のインシュリンが高まると脂肪細胞は血液の中の脂肪酸をどんどん取り込みます。しかも脂肪細胞中の脂肪の分解も邪魔しますから、細胞はひたすら脂肪を溜め込んで行くのです。ですから甘い物でインシュリンを上げた所に脂肪酸がたっぷりあると益々、脂肪細胞は太って行くと言う訳です。脂肪と砂糖の組み合わせは、ケーキやアイスクリーム、チョコレートなどの洋菓子です。ダイエットの中では最悪の食べ物となります。洋菓子でなくても夕食後のデザートは、食事の脂肪と甘みが合わさり易い物です。コーヒーや紅茶に含まれるカフェインは脂肪細胞中の脂肪を脂肪酸に分解して血液中に放出し、エネルギーとして使わせようとします。ところが砂糖などを入れて甘くするとインシュリンが上昇して、せっかく分散して血液に出ようとスタンバイしている脂肪酸を邪魔してしまいます。しかもインシュリンは脂肪が細胞の中で脂肪酸に分解することそのものが低下させるので体脂肪は中々分解されなくなります。いつもダラダラとお菓子などを口にしていると脂肪酸が分解されてエネルギーとして使われる暇が無いままインシュリンの濃度は上がりっぱなしで肥満や糖尿病へと転げ落ちて行きます。コーヒーや紅茶は砂糖抜きで飲む方がダイエットには得です。また運動を始めて暫く時間が経たないと脂肪は分解し始めません。カフェインは待ち時間を短縮してくれます。ウォーキングの前には一杯のお茶やコーヒーをどうぞ。インシュリンの分泌は食べ物によって違います。タンパク質を食べてもインシュリンは上昇しますが何と言っても炭水化物で分泌量は増え特に精製した砂糖などは吸収が早く一気に分泌量を増やします。ところが炭水化物でも穀物などはゆっくりとインシュリンを上昇させ、その働きも穏やかで脂肪の分解も邪魔されないでエネルギーとして使う事が出来るのです。しかも同じ穀類でも粉にして作ったパンや麺よりも米のように粒のまま食べる方がインシュリンはよりゆっくりと上昇します。粉食よりも粒食です。そもそも自然の炭水化物は植物繊維と一緒にあるのが普通で体内ではゆっくりと分解、消化されてブドウ糖に行き着く訳ですから、その時はインシュリンもゆっくり上昇します。ところが精製して植物繊維を剥ぎ取り、むき出しの炭水化物にしてしまうと消化吸収される速度が速まり、真っ白の砂糖では、あっという間に分解されインシュリンも一度に大量が必要とされるようになった訳です。このようにインシュリンはエネルギーを身体に溜め込もうとしている訳ですが、一方で脂肪を動員してかかろうというホルモンもある訳で、アドレナリン、ノルアドレナリン、甲状腺ホルモン、副腎皮質刺激ホルモンなど。これらを刺激すればダイエットも、もっと効果的になるかもしれません。

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