転ばぬ先の足
- watahikihonehone
- 2016年4月1日
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足は第二の心臓と言います。人の筋肉の約三分の二は腰から下に着いており、足を使う事で筋肉を伸縮させ、血管循環を促進させて心臓を助けています。身体全体の代謝にとっても足の筋肉は大変重要な働きをしています。しかし労働科学研究所の調査では20歳代の筋力は60歳になると背筋や腕力は70%の力を保っているのに脚力は僅か40%になってしまいます。使わない器官は退化し萎縮するという廃用性萎縮の法則が有りますが、現代人は足をしっかり使わない為に退化してきます。古代人と現代人の足形を比較すると明らかに現代人は重心位置がしだいに踵寄りになっていると言います。反り返る姿勢になり、このまま重心の位置が更に踵側に寄れば、ちょっと押しただけで倒れてしまうかもしれません。この原因は子供の頃から足指を使うことが無くなり、指がしっかり発達しない為に前寄りに体重を支えきれなくなり次第に重心位置が後退してきたからです。一日一万歩で転ばぬ先の足を作ることが何より大切です。
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