体幹トレーニングと体軸トレーニングの違い
近年スポーツ界では体幹の安定性が重要という風に定説化されて参りました。しかし、体幹のトレーニングだけでは怪我をされてしまったり、逆にパフォーマンスが低下してしまったりする方も大勢いらっしゃいます。では、それが何故生じてしまうのか体幹と体軸のトレーニングの違いを見ていきます。体幹のトレーニングとは、主に動作時に体がぶれないように安定させるように行う運動が多くあります。代表的なものがプランクやサイドブリッジ、ダイアゴナルなどです。これらはインナーマッスルや、四肢を安定させるように等尺性にインナーマッスルや体幹を固定するようにトレーニングを行います。体幹のトレーニングは絶対的な筋力として必要ではありますが、動作は固定するだけではありません。固定してしまうと動作時に必ず何処かに負担がかかるように出来ています。一方、体軸のトレーニングは、ゆるみます。緩んだ結果として、身体の中を貫通する軸が無意識の中に形成されます。体軸は意識です。意識されると意識された筋肉は賦活されやすくなります。従って、インナーマッスルを通過する体軸は、形成されることにより、機能されやすくなります。固定ではなく、ゆるみ不必要な筋力は抜け、必要な時に適材適所にインナーユニットを機能させてくれるもの。これが体軸です。体幹だけでなく、ゆるみ自然にインナーユニットが形成される体軸の形成も必要となります。
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