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多裂筋や大腰筋が機能しない理由 体幹

近年、体幹のインナーマッスを機能させる為に様々なトレーニングが考案されています。そのトレーニングの中で一番に考えなければならない事は、「なぜ機能しなくなってしまったのか?」それがとても重要になります。インナーマッスルが機能する為には、ある程度の関節の安定が必要です。関節が不安定な状態だとインナーマッスルではなくアウターマッスルが関節の安定させるように働き始めます。逆に関節の安定性を獲得すれば自然にインナーマッスルは働き、より動作の中での安定が保たれるようになります。では、どのようにすれば関節は安定するのか?キーワードは、「相対的安定と相対的不安定」です。身体は必ず連動していて各関節や筋肉は互いに影響し合っています。一つ硬い関節があればその周囲の関節は相対的に可動性が上がります。つまり可動性が上がる事で相対的な不安定状態が出来上がってしまいます。例えば、その現象が多く見られる筋群は多裂筋と大腰筋、これらの筋群は胸椎の12番と腰椎に付着しています。この付着部位は近隣の関節に比べ可動性が大きく、またその他胸椎、胸郭上部〜中部、骨盤帯については可動性が制限されやすい部位です。つまりこれらが制限される事により、胸椎の12番と腰椎(特にL5−S1)の可動性があがり、相対的不安定性が生じてしまいます。つまり、多裂筋と大腰筋を機能させる為には、胸椎と胸郭の骨盤帯の可動性を十分に確保する事が重要で、可動性を確保すると自動的に機能してくるようになります。このようにインナーマッスルを機能させる為には相対的安定を獲得する必要がとても重要です。以上の現象は体幹だけでは無く、その他の部位でもよくみられる現象です。応用してみてください。

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