食事で免疫力アップ
食べ物が免疫力に影響するのは言うまでもありませんが、その影響の仕方もいろいろです。たとえば病原となる異物を食べてくれるマクロファージや好中球などの白血球を増やしてくれるものに野菜があります。緑黄色野菜は抗酸化作用を持つことで発ガンのリスクを減らすと考えられますが、白血球を増やすという力では淡色野菜が有力です。野菜には多かれ少なかれ白血球を増加させる力がありますが、特に活性が強いものに、にんにく、シソ、タマネギ、ショウガ、キャベツ、ナガネギ、ホウレンソウ、ニンジン、パセリ、ナスなど、果物ではバナナ、スイカ、ブドウなどがあります。これらをみるとビタミン含有量とも直接は関係ないようです。最近注目されている眠りのホルモンといわれているメラトニンは免疫賊活の力があり、バナナ、トマト、キュウリなどの野菜や果物にはこのメラトニンが入っています。このメラトニンは必須アミノ酸のトリプトファンが原料ですので、豆腐などの大豆食品、鶏肉などを食べることによって二次的にメラトニンを増やすことができるでしょう。
<<P.S!>>
タバコ、酒、カフェインはそのメラニンを減らします。気をつけましょう。