膝の障害予防は、四頭筋訓練ではダメ
【パターンがある】 膝と股関節はパターンで動くことが多いようです。 股関節の屈曲(腸腰筋など)と膝の伸展(大腿四頭筋)・・・写真1 股関節の伸展(臀筋)と膝の屈曲(ハムストリングス)・・・写真2 どちらを強化した方が良いかは、確認しながら決めたいところです。また、写真は遠位...
ハムストリングス肉離れの予防
【大腿四頭筋とハムストリングスの筋力比】 「Heiserら(1984)は大学のフットボール選手を対象に、Cybexマシンを用い60°/secの速度で、大腿四頭筋に対するハムストリングスの筋力比が0.6以上になるようにトレーニングを実施したところ、ハムストリングの肉離れの発生...
肩甲骨と骨盤はセットで動いていることはご存じでしょうか?
双方の動きは連動しています。骨盤がしっかり立っていれば、肩甲骨もきれいに立つ。肩甲骨がきれいに動けば、骨盤の動きもよくなります。 肩甲骨と骨盤、奥が深いです。障害予防にも欠かせないコンビだと思うのですが、奥が深すぎて数値化するのが難しいです。この辺もクリアしたいところです。
左右ともにお尻が持ち上がりますか?
問題なく10秒キープできますか?ハムストリングス(太ももの裏)他の筋機能評価です。膝の角度を浅くすると、きつくなります!(写真3枚目)左右差がある選手や困難な選手は、このままトレーニングにもなります。つるといけないので無理せずに。お尻を持ち上げると、腰などが痛くなる選手は、...
片足ずつ持ち上げて、10秒キープできますか?
大腿四頭筋(太ももの表側)、他の筋機能評価です。持ち上げている足と反対側の筋機能をみます。ケガから復帰する選手など、左右差が残っているとケガを再発してしまうこともあるので注意が必要です。このままトレーニングにもなります。
筋出力
伸張時間が6秒間では関節可動域は拡大しないものの筋出力は向上し,30秒間では関節可動域は拡大したものの筋出力は低下した。運動前のストレッチには色々な報告がありますが、概ね20秒以内であれば悪影響はないとの見解が多いようです...
練習後や練習外のストレッチは長く!
体を柔らかくするためには? ストレッチにより筋の形態学的変化を得るには120秒間必要。体操をやっている選手も、長時間持続的にストレッチをやっていたと証言しています。 筋の大きさにもよりますが、概ね120秒以上という論文が多いです。ストレッチしても柔らかくならないという人は、...
立ち腹筋
背中が反って、一見姿勢が良いのですが、腹筋に全然力が入っていないという選手をよく見かけます。そのような選手に有効なのが、「立ち腹筋」立ったまま骨盤を後傾させます(写真一枚目)股関節を前に出すようにというとイメージしやすいかもしれません。また、アゴが上がっていると腹筋に力が入...
チャレンジ!!!
肩関節は肩甲骨の動きが重要なように、股関節は骨盤の動きが大切というイメージがあります。しっかり骨盤が前傾、後傾できているか?まずは、端座位やよつばいで見るのも分かりやすくて良いかと思います。
左右差なく手や足は上がりますか?
腰を反らないように、腹部を凹まして右手をまっすぐ伸ばして、左手をまっすぐ伸ばして、右足、左足と行います。 左右差なくできますか?腹横筋・腹斜筋の機能評価・左右差の確認としても有効です。腹筋を効かせながら、上肢の挙上や下肢の伸展をするというのが一つのポイントです。