体幹の安定性
「体幹安定性と各パフォーマンスについては,体幹安定性と反復横跳びとの間にのみ有意な正の相関関係を認めた」体幹の安定性がある人は、反復横跳びが速いというもの。また、野球選手よりも敏捷性が要求されるサッカー選手で体幹機能が高いとの報告があるそうです。パフォーマンスに着目した研究...
【カフェインも避けたい】
試合後、選手がお弁当を食べながら、お弁当についている緑茶を飲んでいる光景をよく見ます。確かにお弁当には緑茶があいますが、夏の大会中は利尿効果のあるカフェインは避けたいところです。 【熱中症にも科学的な視点を】 以上の見解は、自分の経験・勘・文献などを読んだ内容です。本当に、...
練習中に水分をこまめに取らしているだけではダメ
高校野球などでは、障害予防の他に、熱中症の予防についてよく聞かれます。もちろん、このご時世ですので、練習中も試合中もNaを含んだスポーツドリンクで水分補給はこまめにしているそうです。なのに、勝ち進んでいくと熱中症の選手が出てくるという報告があります。「大会中のアップから水分...
体に張りがあるほうが調子がよい
張りは取らない方が調子がよい。柔らかくするとダメ。という選手は多いです。体を支えるには、骨、靭帯関節包、筋が必要で、ハリやコリになっているのは筋です。筋は可塑性に富んだ組織で、状況に合わせて変化します。いろんな筋がありますが、その時その時の姿勢で体を支えています。だから、t...
家でゴロゴロしていないで外で遊びなさい。もやしっ子になるよ。
小さい頃よく祖母に言われたような話です。ある意味、理にかなっています。汗腺は2歳(半)までに形成されるそうです。2歳までに汗をかく環境にいないと汗腺の数は増えません。熱中症予防は、2歳までの生活が大きく関わっています。近年は暑さが異常なので、赤ちゃんに無理をさせろという訳で...
手を浮かさずに体を起こせますか?
よく部活でやるような足を押さえて行う腹筋は、大腿四頭筋(太ももの前)の筋を使ってしまったり、反って背筋を使ってしまったりと純粋な腹筋とは言えないと思います。まずは写真のように勢いをつけないで手を浮かさずに起き上がれるか?をチェックすると純粋な腹筋の評価が出来ます。毎日腹筋を...
チャレンジ!!!!
しゃがみ込み系の評価はクリアできても、お尻上げなどがフニャフニャという選手は多いです。人には、大腿四頭筋(太ももの前)を優位につかうタイプとハムストリングス(太もものウラ)を優位につかうタイプがいます。大腿四頭筋を優位につかうパターンの選手は、地に足をつけた状態でのトレーニ...
小指と母指がまっすぐ対立できますか?
写真1枚目はダメな例です。小指と母指がまっすぐになりません。写真2枚目は良い例です。小指と母指がまっすぐになります。できない人は、もう一方の手で良い位置を誘導しながらトレーニングすると良いようです。(写真3) 1枚目は右手、2枚目は左手です。小指対立筋が弱いことに気づきまし...
四つバイで胸がはれますか?
骨盤の前傾・体幹の伸展・肩甲骨の内転などの評価に有用です。ここから、側屈・回旋を入れてアレンジもできます。上腕骨が外旋して肘がロック(肘のしわが前を向くイメージ)しないように注意が必要です。2枚目の写真は全然できません。
シングルレッグスタンス
パートナーとの押し合い。サッカーやバスケなどの、いわゆるコンタクトスポーツは、障害(非外傷)予防だけではなく、傷害(非外傷+外傷)予防が必要になってきます。相手から外力が加わっても対処できる能力が必要です。写真は、「シングルレッグスタンス パートナーとの押し合い」を再現しま...