骨盤と腰痛
骨盤の動きには様々なバリエーションが存在し、腰痛と関係しています。今回は特徴的で、身体に影響する「骨盤の開き」のパターンについてお伝えしたいと思います。 骨盤が開くとは、 ・左右の坐骨が外へ移動する(左右腸骨の上方が接近する) ・仙骨が前傾するという状態です。...
変形性股関節症患者の荷重パターン
変形性股関節症患者の歩行は、骨盤前傾・腰椎前弯が強く、体幹は側方に動揺している場合が多くあります。そのため非効率的な動作になり、疼痛が改善しない悪循環に陥ってしまいます。そこで股関節の屈筋群や脊柱起立筋群は過剰に緊張しているため、ベッド上でそれらの筋群の緊張を緩和するアプロ...
脊柱の歪みを作る脊柱の回旋筋
脊柱の歪みを気にされる患者様に良く遭遇します。身体の歪みが重度になると、筋緊張のバランスが崩れたり、関節が部分的に負荷を受けたり、内臓の位置が変化して機能低下するなど様々な身体への影響を及ぼします。これらの歪みは下肢、骨盤、脊柱などを中心に頭蓋や上肢までもが原因になります。...
腸腰筋をゆるめる重要性
股関節疾患を診ていく上でよく問題となるのが腸腰筋の過緊張です。腸腰筋は股関節の内転作用を持っているため、腸腰筋が過緊張を起こすと重心が過緊張側に偏倚しやすくなり、歩行時には立脚相で側方への重心移動が大きくなります。この過剰な重心移動が股関節のみならず、腰痛や膝関節、足関節周...
体幹を本当の意味で安定とは
先日、Numberという雑誌で長友選手の体幹論が出ていました。その中のインタビューで 「イタリアで気づかされたのは、鍛えて固めるだけのトレーニングでは通用しない」「固いものは負荷がかかればポキっと折れてしまうが、柔らかいものは負荷を逃す事ができる」そのような事を語っておりま...
体幹に必要なのは剛性?柔性?
物理学ではよく剛性や軟性という言葉が使われます。物体の硬さなどでは硬度や粘度、弾性などの言葉が使われます。金属で例えると硬度が高い金属は剛性に優れるが軟性に弱く、粘度が少ないために折れやすい。硬度が低い金属は軟性に優れ粘度が高いが変形しやすい。などの特徴があります。体幹も物...
体軸が患者様に形成されるとどのような効果が得られるか?
体軸が形成されるとインナーユニットが適材適所に機能してきます。体軸が患者様に形成されるとどのような効果があるのか。実例を交えて紹介してまいります。 症例1 歩行時のふらつき、片脚立位が5秒以内だった方。片足立位が30秒以上可能となり、歩行時の体幹の左右の動揺が5cmほど軽減...
骨盤の開閉運動とは?
骨盤の開閉運動とはどういった動きのことを言うのでしょうか?リハビリテーションとして寛骨の内外旋というのはあまり言わないと思いますが、カイロプラクティックなどでは、寛骨の回転の動きを内外旋と呼んだりします。あまりリハビリテーションの中ではピンときにくいかもしれませんが、仙腸関...
体幹トレーニングと体軸トレーニングの違い
近年スポーツ界では体幹の安定性が重要という風に定説化されて参りました。しかし、体幹のトレーニングだけでは怪我をされてしまったり、逆にパフォーマンスが低下してしまったりする方も大勢いらっしゃいます。では、それが何故生じてしまうのか体幹と体軸のトレーニングの違いを見ていきます。...