関節の不安定性
わたひき接骨院のコンセプトの一つとして「安定した身体を作る」ことを挙げています。 不安定な関節は、動きに関わる筋肉の働きが低下してしまい、十分に筋肉が働かなくなった為に痛みを作ります。それだけではなく、痛みが強くなればなるほど筋肉は固くなってしまい、疲労物質の「乳酸」が溜ま...
第32回 速歩のすすめ
ウォーキングが健康に良いことはいうまでもありませんが、そのウォーキングをより効果的にするためには速歩がおすすめです。ハーバード大学の研究では、糖尿病であっても歩く速度が早い人は遅い人より死亡率が低いという報告があります。また東京都老人総合研究所の6年にわたる疫学調査でも、歩...
第31回 水中運動の効果を再確認!
水中は陸上と違って、楽に効率的に運動ができるという利点があります。それは、水の4つの特性のおかげです。 浮力・・・肩まで水につかると、浮力のため、体重は十分の一程度に軽くなります。膝や腰にかかる負担が陸上よりも小さくなるので、膝や腰の痛みがある人や肥満の人は、あまり体に負担...
第30回 今日から始めて欲しいボケ予防
第1条 ボケの症状を知れ ボケに打ち勝つには、ガンにも劣らぬ難敵である!その怖さも知らなければいけません。ボケがもたらす人格破壊とはいかなるものなのか?まずは敵の正体を十分につかんでおくことが大切です。【頑固・強情・短気・わがままはボケやすさの四天王といわれる。】...
第29回 運動で筋肉ができるわけ
他の細胞と同じように、筋肉の細胞の中では絶えず細胞の部品が作られていつも新しい部品が補われています。筋肉活動が多ければ多いだけ多くの部品を作る必要がでてきます。その部品が作られるようになるシグナルの一つが筋肉を動かすエンジン部分です。筋肉はおもにミオシンとアクチンでできてい...
第28回 行きはよいよい帰りは怖い
登山は登りよりも下りのほうが危ないとか、変形性膝関節症などで膝が悪いときの階段の昇降では降りる方がきついといわれます。これには大腿四頭筋の働き方が関係しています。大腿四頭筋(大腿直筋、外側広筋、中間広筋、内側広筋)の働きは膝関節の伸展ですが、大腿直筋だけは起始が下前腸骨棘と...
第27回 変形性膝関節症
中高年の関節疾患の訴えで多いのが変形性膝関節症です。退行性疾患の一つで、加齢に伴い膝関節症の軟骨がすり減り、骨と骨がこすれ合って痛みが伴う炎症と考えられています。この疾患の発症を遅らせるには、下腿の前面にある大腿四頭筋や内側の筋肉など膝関節を支持する筋肉を鍛えることです。大...